科学雑誌Nature投稿の上海グループの新型コロナ研究におけるウィークポイント

ゲノムツリー。ネイチャー誌VOl579 p265より。新型ウィルスは、昔からある風邪の従来のコロナウィルスとの高いゲノム相同性もあり、これが偽陽性を増やす一因にもなりかねないでしょう。

今年の冬口に、医療機関でインフルエンザの検査がしにくいと(開業医にとってはインフルエンザの検査も新型同様のガウンやゴーグル装着しないとできないから)PCR

先にありきでは、全くニセモノの感染者増加と言う悲劇を生みます。見せかけのパンデミック!?を起こしかねません。

旧来で有れば心配ないはずのインフルエンザと従来型コロナの混合感染者を適切に扱えないでしょう。

そもそもCOVID-19のゲノムも11%以上も遺伝子配列が異なるゲノムのプライマーでdetectしてRT-PCR(逆転写増幅)これをシークエンサーで塩基配列を読んでいます。(だいたいこの手法が正しい塩基配列を読む方法として信頼に足りないと考えます。)

公表された塩基配列はイントロン(アミノ酸コードされない領域)は読んでないのに、何故に最後にa(アデニン)が33個も並んでいるのか、一時は、人工の組み替えがあったのかとか考えたりして、理解に苦しみましたが、増幅後のシークエンスと言うことでうすうす、何が起こっているか推察できるような気がします。つまり正確に遺伝子の塩基配列読めて無いのです。でもこれがリファレンスになって全世界の抗原検査やPCRの検査用サンプル(プライマー)になっているわけであります。想像が当たって欲しくないけど、そしたらこの世に存在しないもの!?用いて調べてるって話になってしまいます。