医院ブログ

ハッピーカム2022新年号

新年明けましておめでとうございます。冷え込みも本格的な今年の年始、皆様いかがお過ごしでしょうか?さて私、藤田は、昨年末からの比較的豊富な雪に期待し、長野は、志賀高原焼額スキー場に行って参りました。晴天と放射冷却でしまった良雪に恵まれスキーを堪能しました。焼額スキー場には、一般開放しているスキーレースのポールバーン!!があります。小生大学時代レーススキー部所属していたこともあり、久しぶりにGS(ジャイアントスラローム)コースに挑戦いたしました。かなりスピードが出る楽しいコースでした。帰りは、湯田中温泉にあります、長野電鉄湯田中駅にまいりました。この駅は駅舎が日帰り温泉施設!になっており入浴がてら駅の電車を覗けるという電車マニアには堪らない駅です。ちょうど入浴中にかつて成田エキスプレスで使用されていた車体や東京メトロ日比谷線の払い下げ車両に出会うことが出来ましてた。まだまだ彼ら(電車)は健在のようです!拝見できてとても幸運でした!

藤田歯科医院 年末年始休診案内です。

北風も吹き始め朝晩の冷え込みも感じられるようになった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?さて藤田歯科医院では、2021年12月28日から2022年1月4日まで年末年始の休診とさせて頂きます。予めご了承ください。写真は一宮町釣ヶ崎海岸本年のサーフィンオリンピック会場にございます、上総国一宮、玉前神社の鳥居です。この真前の海岸から神社まで参道とされており、オリンピックの戦いはまさに神聖な場所での開催でありました。ようやくオリンピック関連施設棟の撤去作業もほぼ終了し、一般のサーフィン愛好家も駐車場が利用できるようになりました。元ののどかな風景が見られるようになりました。しかしながら客席のため伐採された膨大な防砂林は戻っては来ず、小さな植林が代わりに海を見下ろしております。1日でもはやい自然環境の回復を願うばかりです。

 

半導体不足による歯の根幹治療システムのメーカーの機器サポート困難

当医院で導入しております、Dentsply社のSmart IQ WaveOne Goldの次世代型根幹治療のシステムです。画期的な技術で診療時間の短縮、正確な治療を可能にした良品ですが、世界的半導体不足の影響でBluetoothモジュールの供給が困難になり新製品であるにも関わらず発売停止。修理も出来なくなるというアナウンスがされました。半導体不足問題解決後に新製品へのスイッチがされるとのことで、半導体の供給の改善が待ち遠しいところです。現在、モリタ社のトライオートEndowaveシステムも同様の根幹治療器具として併用しておりこちらのシステムはタブレットを使わない関係上、Bluetoothモジュールが必要ないので、現在のところ、供給、修理に問題は出ておりません。現在両システム併用で進めておりますので、ご安心ください。

DentsplySirona announced no longer selling and repair these dental instruments for root canal treatment due to worldwide shortage of semiconductor.These issues affect seriously in our fieldJust we prepared alternative instruments”MORITA Endowave” And provide you both of them. To prevent suspending appropriate procedures. Thank you!

.

ウィルスの”エラーカタストロフ”による変異加速とその自壊、自滅

朝夕の爽やかな空気が、気持ち良い今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?ウィルスの陽性者も最近落ち着きを見せ始めた近頃、小生の大学院研究の専攻分野である(遺伝子組み替えを用いた唾液免疫と抗体機能分析)分子生物学的視点から考えて見ます。まず9月17日発行のイギリス公衆衛生局技術短報から引用したデルタ株以降の変異種でイギリス国内で5人陽性が確認された以降の積算陽性人数の表です。新たな変異株は、増加していないということと10種を超える変異種が確認されていて、変異の箇所も20箇所を超えるようになっており変異のスピードが、加速的に速くなっている事実がよくわかります。またデルタ株(紫線)も上げ止まりが確認できます。次に全世界の病原体データベース”GISAID”からワクチン抗体を逃避するE484Q株の陽性者数ですがこれも8月ピークに世界的減少が見られます。緑線(アメリカ)で最も陽性者が多く出ましたが、9月以降は大きな減少を示しています。次に更なる変異はスパイクだけでなくウィルス本体のヒトの免疫に影響及ぼす部位でかつその特徴的な機能を変異から守る部位(NSP10~14部位)にも変異が見られ、ノーベル化学賞受賞者でドイツの学者が提唱した”エラーカタストロフ”によるウィルスの自滅は、さらに早まると考えられます。

夏期休診のご案内

晴れ間が出ることが多くなった今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?さて、8月12日(木曜日)から19日(木曜日)は、夏期休診とさせていただきますので予めご了承ください。

藤田歯科医院

(写真:南房総市 白浜城址から野島崎灯台を望む。)

Covid-19の日々進む変異について考察

写真1を参照しよう。元WHO香港研究員のDr.Yanの論文から1248のアミノ酸からなる新型コロナウィルスの構造です。オレンジの線の部位がヒトACE2受容体に特異的に接着する部位RBD(Receptor Binding Domein)です。アミノ酸部位440ー512辺りがこれに相応します。

例えばイギリス株はN501Yつまり501番目のアミノ酸が変異していますからRBDの変異があったことになりヒト受容体に対する親和性に何らかの変化が起きる事が理解できます。

次に写真2(国立感染研究所報告)参照し最近の変異ウィルスは680番台が目立つようになってきている。

これを写真1のアミノ酸配列と比すると直後の緑線(FCS部位)があるのがお分かりいただけるだろう。こちらは写真3 DrYanの報告論文からウィルスの感染性を高め、極性を促進し、かつ

SarsやMers、既存のコウモリコロナに存在しない部位とあります。本来新型コロナやSarsウィルスの細胞性免疫を下げる(Downreguration)する遺伝子領域はスパイク部位より上流のORF1領域に存在しますが、このFCS領域はそのORF1の活性を促進するとも考えられ変異を通じてウィルスは確実に弱毒化すると考えられる場所です。つまりインド株やデルタ株と言われる変異種は、

極めてヒトへの感染親和性を計画的に高めたとしか考えられないCovid-19(武漢型新型コロナウィルス)の極めて特徴的な3次元構造(3Dstructure)の消失が近いことを示唆しており、分子生物学的にはようやく長いトンネルの向こうの明かりが見えてきた事を意味する。

文責 藤田 裕(歯学博士、口腔外科学専攻 専門:分子生物学)

ハッピーカム6月号

早い梅雨入りで、雨雲が多い今日このごろ皆様いかがお過ごしでしょうか?下写真のチラシ、正直にとてもいいチラシ(オーラルケア社)だなと思いました。正攻法と思われます。(写真、根拠となる論文)日々口腔咽頭領域に病原体、菌、ウイルス、変異したもの等、侵入して参ります。しかしながら体外組織である口腔咽頭、呼吸器領域は、IgAでしか守れないんです。体外IgAすなわちsIgAは、ワクチンでは、獲得できません。(ワクチンは血中のIgM,IgG特異抗体のみ誘導)抗体のスイッチング(特異的なIgGやIgM抗体がIgAにスイッチする事)も起こりません。だからこそシンプルに体外IgAを増やす方法考えるしかないのです。またワクチンでは防御し得ない日々連続して起きる病原体の変異にも柔軟に対応が出来るのです。

写真)ガム健康法チラシ(オーラルケア社)

写真)根拠となるその可能性を示唆した医学論文(薬理と治療2020年12巻より、順大、ロッテのグループ)

変異ウィルスに対する報道とは異なる分子生物学的考察

現在、報道でよく言われる変異ウィルス、これは、スパイクタンパクと呼ばれるほぼ1万あるアミノ酸構造のうち1278からなるアミノ酸構造で人体の組織特にに舌や咽頭に多く存在するACE2レセプターに付着してウィルスの人体侵入に大きく関わる部分の変異を意味します。特にこの内このうち440番目から511番目のアミノ酸領域をRBM(レセプターバインディングモチーフ)と呼び,所謂N501Y(イギリス型)の”N”はアミノ酸501番目アスパラギン酸が”Y”

が意味するアミノ酸”チロシン”に置換したものです。図3参照 このスパイク構造は人体の”ACE2”と呼ばれる受容体に高度に適合するようデザインされいますので、変異を通じ確実にその機能は減弱することとなります。変異ウィルスは、アミノ酸構造一つ一つは3の遺伝子つまり塩基で暗号化されておりアスパラギン酸は”UAC”チロ人シンは”AAC"なので比較すると、本来”U”の遺伝子が”A”に置換したことになります。ここで注意が必要なのは、このRBM領域というのは、機能的に、人体への付着侵入という機能を果たしているものの、SARS系のウィルスに共通のTリンパ球のダウンレギュレートつまり免疫機能低下を司る領域とは無関係という事です。つまり”重症化”

の根拠にならないという事です。写真1のスパイク領域のアミノ酸オレンジ線RBM 緑線FCS

アミノ酸の構造図のうち緑の部分がFCS領域と呼ばれ人体の付着を強固にしてかつORF1領域の免疫能を下げる機能を助けるがある領域で概ね660から690番目のアミノ酸領域に存在しております。

残念ながらこの領域の変異が調べられておりません。

写真2 コロナウィルスのドメイン構成とコウモリコロナの相同性 

写真3 巧妙にデザインされたウィルススパイクとそれが付着する人体受容体(ACE2レセプター):Dr.Yan L Meng論文より 

またそもそも主たる人体の免疫機能を抑制するウィルス遺伝子は残念ながらスパイク領域ではなく

ORF1a,ORF1Bという構造の一番上流域に存在してます。図2)この領域のアミノ酸配列だけでウィルス全体の3分の2の領域を占めています。スパイク領域501近辺の変異を見ても、毒性の変化は評価のしようが有りません。その一方でもう少し下流の前述FCS領域アミノ酸680から700番目付近に変異が見込めれば、ウィルスの肝心の毒性は、間違いなく下がるもしくは、新型コロナ特有のキャラクターが見事に失われ、感染しても重篤化しないということになります。またPCR検査に用いる検査領域にはORF1a領域のわずか一部、またORF1bに至っては、検査検出に用いるプライマーの設定すらなく、この領域の変異の過程が正しくトラッキキングされていない現状です。

つまり変異という事象は確実にウィルスの機能の消失を伴うものであり、事実、SARSもMARSも全く同じRNAウィルスで同じ運命を辿った。本来であれば、弱毒化することを意味するものである。しかしながら不思議な事に誰もその方向の過程を追っていない。つまり報道や専門家と言われる感染症学者は、根拠を正しく理解しないままその事象を捉えている可能性があります。

2021年4月21日 藤田

写真1

写真2

写真3

抗体免疫に重要な体外型IgAとは?

こんにちは。少し春の気配も見られる今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザやコロナ等のウィルスは、舌の表面やや気道粘膜に多く存在する受容体を介して接着して我々の体に侵入します。そこを見張る抗体であるIgAの動態に関しては未だに不明な点が多く、また体内から体外への細胞通過所謂(トランスサイトーシスという)については、細胞膜貫通型2量体Igレセプターが体内においてIgA捕捉後細胞内輸送後体外側の細胞膜にて、未知なる部位にて受容体の一部を未知なる酵素で切断、レセプターの一部とJ鎖を含んだ分泌型として体外に出されます。また体外IgAの抗原認識は体外でしか行われません。従って体内注射接種タイプのワクチンについては、そのウィルスの体器官への接着を阻止する効用は、期待できません。
 もし特異的な体外抗体を得ようとするならば、皮下や筋肉注射でなく、噴霧器などで鼻腔粘膜などにウィルスベクターなどで遺伝子組み替え抗原や弱毒抗原を認識をさせて体外の樹状細胞の抗原認識や抗原特異的体外IgAを得るということになると思います。またコロナウイルスで体内で得たIgGやIgM抗体のクラススイッチが体内でIgAにおこるかおこらいないかは、よくわかりません。ただ起きたとしても体外IgA抗体には反映されません。(この事象の機序もまだ分かってません。研究が待たれます。)また先に述べた細胞内輸送については、不明な点が多くIgAや粘膜免疫に関しては、まだ多くの研究課題があるでしょう。
体内抗体を期待するワクチンの意味についても、議論の余地があるでしょう。
いずれにしても口腔や上気道を含めて粘膜免疫は、かなり重要となります。
 このコロナウィルスに関しては、インフルエンザと違い検出出来る絶対量が非常に少なく、正確な単離が出来ない事が一番の難点であり、(病原を検出する基本の定義、”コッホの原則”を満たしてない)逆を言えばインフルエンザと違い、よほど全身疾患など患ってなければ細胞性免疫で帰結する可能性が高いと考えられるわけです。
また重症事例は、そもそも細胞性免疫能が低下して、そもそも他のウィルスや細菌との重複した混合感染で重篤化しているケースが多く、そもそもウィルス単独で、症状を発症出来るのかどうかも議論になっているのはそのためと思われます。(事実世界中の誰一人として証明ができていない。)
乳酸菌についてはHK137株などはズバリ上気道感染症の減少などの報告があり、おそらく他の乳酸菌やビフィズス属でも似たような事はあると思います。R-1もきっと良いのでしょう!
リンクしておきます。
経鼻ワクチンの研究(日本の研究、頑張って欲しいものです。)
以上IgA研究に携わった人間の小言でした。
藤田