医院ブログ

ハッピーカム2022年3月号

春の日差しも感じられる今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?さて先日、外房上総一宮に遊びに行きました。まずは、その名を頂く上総國一宮、玉前神社(たまさき)にお参りします。親子の木国歌に唄われるさざれ石など所謂”パワースポット”があり、エネルギーを充電できる!?楽しい場所です。参道は古い蔵や家屋が保存され雰囲気を醸し出しております。

昼も過ぎて空腹に耐えられず、参道近くのラーメン店で食事をいただきます。注文したのは鯛のお出汁のラーメン。香りから食欲をそそる美味で麺と味付け卵とも相性が良い美味しいラーメンです。

続いて帰り道に大網白里駅近くに開店した坂口憲二のコーヒー専門店”ザライジングコーヒー”に立ち寄ります。Oldfashionなオリジナルのマグカップ、サーフィン好きな店主の事もあり、カップ底に”Have a good wave”(良い波を!)と書いてあります。海近くのファクトリーで焙煎している事もあり、海をイメージした香りを楽しんで深煎りのコーヒー好きは、好きになるTasteかもしれません。帰宅後、参道で買った門前銘菓一宮饅頭を楽しみ、外房の海にまた一度思いを馳せました!

 

ハッピーカム通信2022年2月号

 寒さの中にも日差しが明るくなってきました今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?さて、最近私は、スマートフォン全盛のこの世の中、以前に取得したアマチュア無線免許を活用し無線機を持ち出し、海辺での運用トレーニングをしております。平成17年中越地震の際に、携帯電話の通話不能を、目の当たりにして、非常時の通信手段として有効なのではと考え、講習に参加し受験し、免許取得に至りました。その後、ハンディ型5w出力の機体を購入し自局(コールサイン、JJ1GVH)を開局しました。無線の特性として建物などは、電波の届く距離の障害物になるので山岳地や海辺は送受信とも遠方まで可能で、通常都市部で10km圏内が限界でも山海では100km以上届くケースも多く、千葉の海浜部周辺から神奈川湯河原、静岡熱海、茨城筑波山や埼玉秩父地方とも交信可能です。

 現在の機種はGPS受信による正確な緯度経度の計測や方角の捕捉も容易携帯電話の電波の届かない場所でも可能なのが最大の強みです。法律上非常時通信の周波数なども定められております。最近通信様式は多様化して、まず古典的なアナログ通信、デジタル通信、また中継局を介した遠方通信など、数種のモードがありアナログ以外は、運用にあたり多少研鑽が必要です。

 写真は愛用の八重洲無線のハンディ機(写真1番目)名機ながら残念にも発売中止になってしまったケンウッドのハンディ機(写真2、3番目)です。双方ともデザインは一昔前の携帯電話そっくりです。

ほとんどの周波数の受信が可能でラジオや航空無線、船舶無線も受信可能です。送信は144mhz帯と最近ポピュラーな433mhzの2バンドで可能です。双方とも無論無免許運用は違法無線免許と開局免許状の双方が必須となります。

ハッピーカム2022新年号

新年明けましておめでとうございます。冷え込みも本格的な今年の年始、皆様いかがお過ごしでしょうか?さて私、藤田は、昨年末からの比較的豊富な雪に期待し、長野は、志賀高原焼額スキー場に行って参りました。晴天と放射冷却でしまった良雪に恵まれスキーを堪能しました。焼額スキー場には、一般開放しているスキーレースのポールバーン!!があります。小生大学時代レーススキー部所属していたこともあり、久しぶりにGS(ジャイアントスラローム)コースに挑戦いたしました。かなりスピードが出る楽しいコースでした。帰りは、湯田中温泉にあります、長野電鉄湯田中駅にまいりました。この駅は駅舎が日帰り温泉施設!になっており入浴がてら駅の電車を覗けるという電車マニアには堪らない駅です。ちょうど入浴中にかつて成田エキスプレスで使用されていた車体や東京メトロ日比谷線の払い下げ車両に出会うことが出来ましてた。まだまだ彼ら(電車)は健在のようです!拝見できてとても幸運でした!

藤田歯科医院 年末年始休診案内です。

北風も吹き始め朝晩の冷え込みも感じられるようになった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?さて藤田歯科医院では、2021年12月28日から2022年1月4日まで年末年始の休診とさせて頂きます。予めご了承ください。写真は一宮町釣ヶ崎海岸本年のサーフィンオリンピック会場にございます、上総国一宮、玉前神社の鳥居です。この真前の海岸から神社まで参道とされており、オリンピックの戦いはまさに神聖な場所での開催でありました。ようやくオリンピック関連施設棟の撤去作業もほぼ終了し、一般のサーフィン愛好家も駐車場が利用できるようになりました。元ののどかな風景が見られるようになりました。しかしながら客席のため伐採された膨大な防砂林は戻っては来ず、小さな植林が代わりに海を見下ろしております。1日でもはやい自然環境の回復を願うばかりです。

 

半導体不足による歯の根幹治療システムのメーカーの機器サポート困難

当医院で導入しております、Dentsply社のSmart IQ WaveOne Goldの次世代型根幹治療のシステムです。画期的な技術で診療時間の短縮、正確な治療を可能にした良品ですが、世界的半導体不足の影響でBluetoothモジュールの供給が困難になり新製品であるにも関わらず発売停止。修理も出来なくなるというアナウンスがされました。半導体不足問題解決後に新製品へのスイッチがされるとのことで、半導体の供給の改善が待ち遠しいところです。現在、モリタ社のトライオートEndowaveシステムも同様の根幹治療器具として併用しておりこちらのシステムはタブレットを使わない関係上、Bluetoothモジュールが必要ないので、現在のところ、供給、修理に問題は出ておりません。現在両システム併用で進めておりますので、ご安心ください。

DentsplySirona announced no longer selling and repair these dental instruments for root canal treatment due to worldwide shortage of semiconductor.These issues affect seriously in our fieldJust we prepared alternative instruments”MORITA Endowave” And provide you both of them. To prevent suspending appropriate procedures. Thank you!

.

ウィルスの”エラーカタストロフ”による変異加速とその自壊、自滅

朝夕の爽やかな空気が、気持ち良い今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?ウィルスの陽性者も最近落ち着きを見せ始めた近頃、小生の大学院研究の専攻分野である(遺伝子組み替えを用いた唾液免疫と抗体機能分析)分子生物学的視点から考えて見ます。まず9月17日発行のイギリス公衆衛生局技術短報から引用したデルタ株以降の変異種でイギリス国内で5人陽性が確認された以降の積算陽性人数の表です。新たな変異株は、増加していないということと10種を超える変異種が確認されていて、変異の箇所も20箇所を超えるようになっており変異のスピードが、加速的に速くなっている事実がよくわかります。またデルタ株(紫線)も上げ止まりが確認できます。次に全世界の病原体データベース”GISAID”からワクチン抗体を逃避するE484Q株の陽性者数ですがこれも8月ピークに世界的減少が見られます。緑線(アメリカ)で最も陽性者が多く出ましたが、9月以降は大きな減少を示しています。次に更なる変異はスパイクだけでなくウィルス本体のヒトの免疫に影響及ぼす部位でかつその特徴的な機能を変異から守る部位(NSP10~14部位)にも変異が見られ、ノーベル化学賞受賞者でドイツの学者が提唱した”エラーカタストロフ”によるウィルスの自滅は、さらに早まると考えられます。

夏期休診のご案内

晴れ間が出ることが多くなった今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?さて、8月12日(木曜日)から19日(木曜日)は、夏期休診とさせていただきますので予めご了承ください。

藤田歯科医院

(写真:南房総市 白浜城址から野島崎灯台を望む。)

Covid-19の日々進む変異について考察

写真1を参照しよう。元WHO香港研究員のDr.Yanの論文から1248のアミノ酸からなる新型コロナウィルスの構造です。オレンジの線の部位がヒトACE2受容体に特異的に接着する部位RBD(Receptor Binding Domein)です。アミノ酸部位440ー512辺りがこれに相応します。

例えばイギリス株はN501Yつまり501番目のアミノ酸が変異していますからRBDの変異があったことになりヒト受容体に対する親和性に何らかの変化が起きる事が理解できます。

次に写真2(国立感染研究所報告)参照し最近の変異ウィルスは680番台が目立つようになってきている。

これを写真1のアミノ酸配列と比すると直後の緑線(FCS部位)があるのがお分かりいただけるだろう。こちらは写真3 DrYanの報告論文からウィルスの感染性を高め、極性を促進し、かつ

SarsやMers、既存のコウモリコロナに存在しない部位とあります。本来新型コロナやSarsウィルスの細胞性免疫を下げる(Downreguration)する遺伝子領域はスパイク部位より上流のORF1領域に存在しますが、このFCS領域はそのORF1の活性を促進するとも考えられ変異を通じてウィルスは確実に弱毒化すると考えられる場所です。つまりインド株やデルタ株と言われる変異種は、

極めてヒトへの感染親和性を計画的に高めたとしか考えられないCovid-19(武漢型新型コロナウィルス)の極めて特徴的な3次元構造(3Dstructure)の消失が近いことを示唆しており、分子生物学的にはようやく長いトンネルの向こうの明かりが見えてきた事を意味する。

文責 藤田 裕(歯学博士、口腔外科学専攻 専門:分子生物学)

ハッピーカム6月号

早い梅雨入りで、雨雲が多い今日このごろ皆様いかがお過ごしでしょうか?下写真のチラシ、正直にとてもいいチラシ(オーラルケア社)だなと思いました。正攻法と思われます。(写真、根拠となる論文)日々口腔咽頭領域に病原体、菌、ウイルス、変異したもの等、侵入して参ります。しかしながら体外組織である口腔咽頭、呼吸器領域は、IgAでしか守れないんです。体外IgAすなわちsIgAは、ワクチンでは、獲得できません。(ワクチンは血中のIgM,IgG特異抗体のみ誘導)抗体のスイッチング(特異的なIgGやIgM抗体がIgAにスイッチする事)も起こりません。だからこそシンプルに体外IgAを増やす方法考えるしかないのです。またワクチンでは防御し得ない日々連続して起きる病原体の変異にも柔軟に対応が出来るのです。

写真)ガム健康法チラシ(オーラルケア社)

写真)根拠となるその可能性を示唆した医学論文(薬理と治療2020年12巻より、順大、ロッテのグループ)