月別アーカイブ: 2018年6月
ハッピーカム通信アムステルダム編2
。この学会はEU加盟国を中心としたヨーロッパ中の歯科医師が集う3年に一度の大きな学会で、世界最大級の歯科学会です。私は3年前のロンドンに続いて参加しました。
初日は、歯周病と根尖病変のかかわりとその対処法、病的歯牙移動と歯科矯正治療のタイミングと補綴、歯周病患者の自家歯牙移植とそれに伴う歯科矯正と補綴のコンビネーション、と実際の症例供覧しました。若年者に対するインプラントの回避と保存的治療と歯科矯正のコンビネーションがテーマでした。
そして二日目は最初はNutrition(食生活と栄養摂取)がテーマの部会に参加し、食事のコントロール即ちインスリンスパイク(炭水化物摂取時急激な血糖上昇によるインスリン過剰分泌による組織障害)また血球の遊走速度の低下、血球表面の障害、などの機序が議題で患者に対する食べ方の順番の指導や精製された炭水化物の回避の方法など、また炎症修復過程に伴うビタミンC,Dの役割と摂取方法、またビタミンD生成に必要な適度の日光浴など、また魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)の具体的摂取方法などがレクチャーされました。また禁煙指導のコーチングもありました。続いてハンガリーはI.Urban先生による吸収顎堤の再生、インプラント治療のレクチャーまた最後はイタリアから学会会場を画像送信回線によるDr.Zuchelliの診療室からのライブ画像による歯肉の軟組織形成外科の中継が行われました。この日の参加者1万人のうち6千人が参加した圧巻のレクチャーでした。
ハッピーカム通信 アムステルダム ヨーロッパ歯周病学会編
ハッピーカム7月号アジサイ編
助手の白鳥です😊
週末に川越八幡宮のあじさいを見てきました!
朱と青のコントラストが綺麗でしたよ〜💙💜
あいにくの雨でしたが、境内では
小学生の相撲大会が開催されていて
地元の方々で賑わっていました✨✨
梅雨入りしましたが綺麗なあじさいをみて
乗り切りましょ〜〜☺️✨
臨時休診のご案内(ヨーロッパ歯周病学会出席)と院内リニューアル
6月22日金曜日、23日土曜日は、於オランダ、アムステルダムで行われる4年に一度のヨーロッパ全域の歯周病の大きい学会”EUROPERIO9”に参加のため臨時休診とさせて頂きます。またこの機会を利用し医院の改装を行いリニューアルいたします。綺麗な診療環境をお楽しみに!また休診日はあらかじめご了承ください。
ハッピーカム通信歯周病学会ラスペリーニ先生講演抄録翻訳
歯科医 矯正専門医 現在、イタリア歯周病学会、ヨーロッパ歯科審美学会、イギリス審美歯科学会会員 国際歯周病修復ジャーナル(雑誌)編集委員、インプラント学と歯周病学に特化したいくつかの出版書物の著者、数々の研究で受賞あり。
ミラノ大学歯学部歯周病学教室准教授
アメリカ ミシガン大学歯学部歯周病学教室客員臨床准教授
歯周再生療法と軟組織の安定した結果の誘導と審美の歯周外科テクニックの詳細
ミラノ大学歯学部歯周病学 ジュリオ ラスペリーニ
ここ数年、歯周病学またインプラント学における患者からの審美要求は最も大きなチャレンジとなっている。また機能的な結果も特に患者の期待がさらに高まる前歯領域では審美的成功の達成の為にも重要である。ここ数年の新しい生物学的コンセプト、 成長因子、スキャフォールド(いわゆる足場になる組織のスペース)に代表される生体材料 また新たな歯周外科テクニック(例えば最小限の侵襲のアプローチ、歯間乳頭保存術など)は重症化した歯や高い患者の要求に対し
長い期間の良好な予後を見据えることが可能になった。他の歯科治療例えば強制や補綴などの治療も含む時は一連の治療の順序は成功への重要な要素となる。
エビデンスに基づいた臨床の異なる状況の治療法の決定は、プレゼンされ治療法は詳細を解説する。
この講演の目的
審美的かつ機能的に患者が満足される天然歯列の長期維持の学習
(翻訳 藤田 裕)
ハッピーカム7月号日本歯周病学会春季大会編
6月2日入梅近い季節の晴れた強い日差しの今日、新宿京王プラザホテルにて行われた日本歯周病学会に藤田、湊、渡辺、堀之内参加しました。外国の有名な歯周病専門医の講演もあり朝からワクワクする学会です。見聞したイタリアミラノ大学ラスペリーに先生の抄録の私藤田の翻訳でアップしたいと思います。